子供が病気になったとき、薬を飲ませることは親にとって大きな課題ですが、その中でも粉薬は特に苦戦することがありますよね。
我が家も今月、インフルエンザA型に感染し一家全滅しタミフルを処方されました。
特に問題なく薬を飲める子もいるようですが、我が家の末っ子(幼稚園児)は苦味に敏感で、アンパンマンのいちご味の薬さえ苦いと感じてしまうようです。
今回はタミフルの『粉薬』を処方されたのですが、それがかなり苦かったらしく・・・
飲むたびに泣かれ(でも途中で辞めるわけにはいかず)、飲ませるのが本当に大変でした。
同じような経験をしたことのあるママさんたちも多いのではないでしょうか・・・
今回の記事では、涙の失敗談と、子供が嫌がらなかった『苦い薬』の飲ませ方を紹介します!
お子さんの涙なしに、薬をスムーズに飲ませるための秘訣を一緒に見ていきましょう!
失敗体験1:たくさんの飲み物に溶かすのはNG
さほど苦くない薬の場合は、好きな飲み物に混ぜるのが有効ですよね!
ですが、今回のように『タミフル』などの激苦なお薬を飲ませる際は要注意です!!
我が家では甘みの強いピルクル(半量)に溶かし混ぜたのですが、それがとてつもなく苦いジュースになってしまいました。
ピルクルの量を増やしても苦味は変わらず・・・
この量の苦いジュースを飲むのは大人でも辛いと思いました。
ですが溶かしてしまったものはどうしようもないので、息子には頑張って飲んでもらいましたが、なかなか飲み干せず一苦労・・・。
飲み終えた後、『もう絶対薬は飲まないからね!』と断言されてしまいました。
失敗体験2:小さじ1でも要注意!
前回はお薬ジュースをたっぷり作りすぎて飲み終えるのに苦労してしまったので、次はバニラアイス(ティースプーン一口分)に溶かすことにしました。
一口分なら口に入れるのが1回で済むし、きっと飲めるはず!!
しかもアイスなら冷たいし、苦味も和らぐのではと期待して作ってみたのですが、ぺろっと味見したらやはり激苦でした。
口に運ぶ回数は減ったのですが、どうしても苦いアイスが口の中に広がってしまうようです。
すぐにジュースを飲んで味変しましたが、ヤクルトの時と同じく泣きながらのお薬タイムになりました・・・。
その後『もうアイス食べたくない』と言われました。
場合によっては好きだったものが嫌いになってしまう恐れがあるので、一口サイズでも注意です・・・。
これで解決:薬をゼリーに包み込む!おくすり飲めたね作戦
毎回、涙のお薬タイムに疲労困憊していたところ、ふと薬局の棚に『おくすり飲めたね』が置いてあるのを思い出しました。
今まで試したことがなかったのですが、この方法、いけるんじゃないか!?といざ実践。
私も主人も倒れていたので、おくすり飲めたねは買いに行けずだったので、家にある果物ジュレの朝りんごで試してみました。
その1:薬を練って固める
まずはタミフルを数滴の水で練り、小麦粘土のような固さの薬をつくります。
『おくすり飲めたね』では粉のまま包み込むようですが、はみ出してしまった時に包み込むのが難しくなるので、練って塊にして真ん中に置くことをおすすめします!
すこしでも水が多いとすぐにさらっとしてしまうので、1滴ずつ入れ様子を見ながら混ぜていきましょう。
その2:ゼリーで挟む
次に別のスプーンにゼリーを少量乗せ広げます。
その上に先ほど練ったタミフルを置きます。(なるべく端につかないようど真ん中に)
さらに上からゼリーをかぶせたら、ゼリー+薬+ゼリーのサンドイッチができました。
これをなるべく子供の喉の奥の方に流し入れ、かまずに飲み込むように飲んでもらいます。
口の中でもぐもぐと味わってしまうと包んだタミフルが口の中に広がってしまうので、なるべく味合わせないようにスピード勝負!!
口にいれた瞬間ごっくん、難しい場合は即座にジュースを飲んでもらいましょう。
結果、息子は少しもぐもぐしてしまったようですが、少し苦かったけど大丈夫だった。・・・と今までの涙のお薬タイムが嘘のようにケロっとしていました。
その後、残りも同じように飲ませたところ、嫌がることなくあっさり全てのタミフルを飲み終えることができました。
まとめ
今回の記事では、子供が苦手な粉薬の飲ませ方を紹介しましたがいかがだったでしょうか。
失敗談であげたように、ジュースやアイスなどに混ぜると口の中に広がってしまうので、どうしても苦味を長く感じてしまうようです。
今回紹介した、ゼリーで薬を包み込んで飲ませる『おくすり飲めたね』方法は、苦いお薬が苦手な子供にとってかなり有効だと感じました。
まだまだインフルエンザが大流行しているこの季節、同じようなお悩みを持つママさん方にとってお役立てば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。